用語の説明

赤外線熱放射は、絶対零度(0ケルビン、−273°C)を超える温度を持つすべての物体から放出される電磁放射です。放射される量は、物体の温度と放射率によって決まります。

物体の放射率は、その材質と表面の構造によって異なります。理想的な熱放射体(黒体、放射率 ε = 1)と比べて、物体からどれほど赤外線熱放射が出ているかを示すもので、0から1の間の値になります。

反射温度は、測定対象物に周囲から届き、対象物によって反射される熱放射のことを指します。どの程度の熱放射が反射されるかは、測定対象物の構造や材質(すなわち反射率)によって決まります。
表面温度を測定する際には、反射温度を考慮する必要があります。反射温度を無視すると、測定結果が大きくずれることがあります。